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矩計日記 
kanabaka.exblog.jp
2018/08/22
8月20日。子供と京都市内の病院へ。夏休みの小児科は子供連れでいっぱい。予約していてもなかなか順番が回ってこないだろうと思っていたら、意外とすぐに呼ばれる。最近はどんな様子かと聞かれて、よく動くようになったと妻が答えると、先生は「ほう」と関心を示した。「寝転がって身体を回転させながらいろんな所へ行く」とぼくが言うと先生は笑っていた。ねずみ花火みたいに、と付け加えようかと思ったがやめた。先月はいなかった人懐っこい看護師が今月はいた。最近になって小児科にきた人で、初対面のときからどんどん話しかけてきて、あっけにとられた。ぼくらとは正反対のタイプだけど、わりと合いそうな気がする。この日は娘の鼻をスイッチみたいに何度も指で押していた。
診察がすべて終わり病院のタクシー乗り場に行くと、個人タクシーが待っていた。三遊亭円歌みたいな運転手でちょっと怖そうである。はじめは高島屋の前に行ってほしいと言ったが、河原町から阪急で帰ること伝えると、だったらコトクロスの所がいいと言う。お酒をよく飲んでいそうな大きな声。エレベーターの場所は知ってるか、となんども聞いてきた。もちろんエレベーターの場所は知っていたが親切な人でホッとした。四条河原町に着いて、トランクからベビーカーを引っぱり出していると、運転席から「急がんでええ」という声が聞こえた。てっきり料金を支払っている妻に言っているのかと思っていたら、後で妻に聞くと、「お父さん、急がんでええ」となんども言っていたそうだ。タクシーの乗り降りはいつも疲れる。リュック、トートバッグ、酸素ボンベ、ベビーカーを二人で分けて持ち、子供を抱いて乗り降りしなければならない。しかも四条河原町の交差点みたいにややこしい場所だと、のんびりしていたら後ろからクラクションを鳴らされそうな気かして、早く歩道に行かなくてはと焦ってしまうのだ。だけど今度からはゆっくり降りてやろうと思う。

# by kanabakari | 2018-08-22 23:14 | 雑記 | Comments(0)
2018/08/19
8月19日。午後から来客があるので、朝から自転車に乗って買い物へ行く。暑さもすこしマシになってホッとするが、さびしいような気分にもなる。住宅地の細い路地をぬけていくと、道路に白いテント(運動会の来賓席にあるやつ)が立っていた。テントの中は子供たちでいっぱい。地蔵盆らしい。一人の子供が「ねえ、ねえ、みんなこっちを見て」と呼びかけている。だれが見るもんか、と思いながら自転車で通りすぎる。
薬屋で綿棒とトイレットペーパーを買う。トイレットペーパーをリュックに無理やり入れる。まだこのあといろいろ買うものがあるのだ。
たこ焼き屋でお昼ごはんのお好み焼き三枚を買う。この時点でもうかなりの荷物になっていたがスーパーにも行く。晩ご飯をつくる時間がなさそうなので、鍋焼きうどんセットをふたつ。明日の朝食用のパン。牛乳。今すぐ必要ではないが発泡酒6缶。レジをすませた後、どうやって持って帰るかいろいろ試す。お好み焼きと鍋焼きうどんを安静にしたまま自転車のカゴに載せたいところだが、熱いお好み焼きと要冷蔵のうどんを一緒にする気にはなれない。リュックの中のトイレットペーパーの上にすこし空間が残っていたことを思い出し、トイレットペーパーの上に鍋焼きうどんを置いてみたらうまくいった。まだすこし空いているのでもうひとつ載せてみる。入ることは入るが卵が割れそうなのでひとつだけにしておく。
昼から妻の友達が遊びにくる。となりの部屋でネットの動画を見る。NHKスペシャルのノモノハンの特集。まだ読んでいない「静かなノモンハン」が読みたくなる。どこに片づけたのかは知らない。


# by kanabakari | 2018-08-19 23:50 | 雑記 | Comments(0)
2018/08/18
8月16日。下鴨古本まつりの最終日には行けず。夕方、激しい雨が降る。夜、洗濯物をたたんでいるときに、ハッと思い出して妻に今何時か聞いたら、すでに九時を過ぎていた。ベランダから大文字がもしかしたら見えるのではないかと昼頃に考えていたのだった。子供の頃、京都市外からでも高いところからだったら小さく見えたことをおぼえている。「大」の字がずいぶん傾いて「大」には見えなかった。今年も見られなかった。が、それほど残念な気持ちにはならない。

8月17日。朝、ベランダに出て東の方向を見てみたが、同じアパートのB棟が見えているだけでとんでもなく見晴らしが悪い。いつも見ている風景なのにどうして見えると思ったのだろう。
娘、リハビリの日。リハビリの先生はいつも明るくて、子供の機嫌をとるのがめっぽう上手い。大人の機嫌をとるのも上手い。ぼくは他人の機嫌をとることなんてできない。自分の機嫌をとることもできない。妻はあの先生はきっとぼくより年下だという。どう見ても年上の人に見えるのだが、妻にそう言われてからは年下かもしれないと思うようになった。先生はニッコリ笑いながら娘に話しかける。娘もぶっきらぼうに返事をしている。滋賀の病院のことを聞かれる。レントゲンの結果を説明しようとしたが、二枚ならんだレントゲン写真のどっちが右足かわかっていなくて説明がしどろもどろになる。


# by kanabakari | 2018-08-18 01:54 | 雑記 | Comments(0)
2018/08/16
8月14日。午前中は下鴨古本まつりへ。行くのはこれで三度目。今年はこれで終わりそう。
きのう一度見つけたのに途中で見失ってしまった荒木一郎の小説がすぐに見つかる。きのうあれだけ探してなかったのに、きょうはこんなに簡単に見つかるなんてふしぎなこともあるんだなあ、と見つかってしまえば暢気なもんだ。浮かれた気分で北へ歩いていくと、梁山泊さんのテントの中の商品が全部500円になっていた。いつはじまったのか知らないが、まだあまり気づかれていない様子。値札に関係なく500円と貼り紙があるが、地味な感じでしずかにセールがはじまっているのがおかしい。とりあえず良さそうな本を抱えていく。目の色がかわるのが自分でもわかる。目が血走るとはこういうことなんだ、と思いながら本を抜く。ひととおり見たところでレジに行く。荷物がいっぺんに重くなって嬉しい。9冊買って4500円。安い。物足りないのでもう一周してこんどは4冊買った。2000円。まだまだいけるけど、結局浪費してしまうのでほどほどにして帰る。

# by kanabakari | 2018-08-16 02:38 | 雑記 | Comments(0)
2018/08/12
8月10日。子供をつれて滋賀の病院まで行く。電車での遠出なので不安に感じていたが、車内が空いていてホッとした。乗り換えもなく案外すんなりと着く。これなら通えるか。
初診は話をするだけかと思っていたら、装具をつくることになって、今から型取りをするというのでおどろいた。
足にラップを巻いて、バケツから取り出した白いドロッとしたものを塗りつけていく。固まるとカッターナイフで切り取っていく。ちゃんと足の形になったものが二つできあがる。手際のよさに感心した。
たまたま子供が眠っていたので難なく作業は終わったが、これが起きていたらどれほど暴れていたことか。こないだは京都の病院で散々待たされてひどい目にあったので、きょうはなんて幸運な日だろうと思う。
帰りの電車を待っている間に駅のホームで妻とコンビニのおにぎりをたべる。陽射しが強い。新快速で帰ると早いのだが、人が多いところにベビーカーで乗ると苛々するので、普通に乗って帰ることにする。先に着いた新快速が行ってしまうと、ホームの上はぼくら三人だけになった。ずいぶん遠いところまで来たなあとさびしい気分でおにぎりを頬張る。

8月11日。下鴨古本まつりの初日。きのうの疲れが残っているが、やっぱり下鴨に行けるのはうれしい。とくに初日は。
出町柳の駅でヨゾラ舎さんと一緒になり、あれこれ話しながら歩く。古本よりもレコードが目当てらしいので安心して話が聞ける。相手も古本目当てだとどうしてもライバルみたいに思えてくる。大人げないけどしょうがない。昼頃までいたが結果はいまひとつ。
いったん家に戻って夕方に古本イエーに行く。すごくたくさんの人がいて楽しげな雰囲気。宴会がはじまる。急いでビールを飲んで途中で帰る。駅からの帰り道、酔いがさめないまま速足で歩いていると気持ち悪くなった。

# by kanabakari | 2018-08-13 01:36 | 雑記 | Comments(0)