2017/10/14
「日本の古本屋」で片瀬博子の『この眠りの果実を』を買った。最近はよく深夜にパソコンの前に座って本をさがしている。実に楽しい。子供が生まれたことでなかなか古本屋行けないから、というちゃんとした理由があるので、後ろめたさも感じない。ネットで買うのも楽しいことに気づいた。封筒できれいに梱包された本が郵便受けに届いているのを見たときは胸が高鳴った。『この眠りの果実を』は片瀬博子の第一詩集でコルボオ詩話会の発行だった。「日本の古本屋」をのんべんだらりと見ていたらそのことを知ったのだった。天野忠の『我が感傷的アンソロジイ』にもこの詩集のことも書かれているのだが、そんなことはすっかり忘れていたのかもともと頭に入っていなかったのか…。読みかえしてみるととてもよかった。「声の美しい、やつれた顔をした小柄の聰明な女性」と書かれている。
by kanabakari
| 2017-10-15 00:53
| 雑記
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