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矩計日記 
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車掌さん
きょうも梅田へ行く。電車のなかで野口冨士男『作家の手』(ウエッジ文庫)を読む。十返肇のことを書いた「ごめん、ごめん」という題のエッセイがいい。

同じ車両のいちばん奥のシートに座っていた乗客の一人が車掌を呼びとめて何か話している。車掌は話を聞き終わると、その座席は長いシートだったのだが、そこに座っていた人たちを全員立たせて、両手でシートの下のほうをつかんだかと思うと、シートを持ち上げてはずしてしまった。どうやらシートの隙間から何か落としたらしい。車掌はすばやく落とした何か拾いあげると、落とし主に手渡し、あっというまにシートを元に戻した。立たせたままの乗客に深く頭をさげて席につかせる。車掌さん、たのもしい。電車のシートってあんなに簡単にはずせるものなのか。

阪急古書の街をのぞく。杉本梁江堂の陳列棚に置かれているものはいつ見てもたのしい。むかしの郷土玩具がいくつかならんでいた。色も形もすごくよくて、見ているとじわじわと欲しくなってくる。
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by kanabakari | 2011-06-27 00:43 | 雑記 | Comments(0)
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