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矩計日記 
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何も知らない
寒い朝。頭がすこし痛い。
石塚友二の短編を読む。「松風」は面白かったけど、他の作品は読みづらかった。つまらないというわけでもないのだが、読んでいるうちに、つい他のことを考えてしまい同じところを何度も読んでしまった。読む時期をまちがったかな。よくわからない。本がうまく読めないと、どうも気分がすっきりしない。このまま寝る気にもなれない。すこしはいい思いをしてから眠りにつきたいものだ。
そこで、電車の中だけで読むことにしていた伊藤整の『近代日本の文学史』を読んでみた。教科書を読んでいるような明快な文章が、今は心地よい。この本、じつにうまくまとめられている。知っていそうで知らないことばかりがつぎつぎと出てきて、結局、自分は何も知らなかったのだなあという気にさせられる。そして、自分が読んだことのない作家のあまりの多さにあきれてしまう。今までいったい何を読んできたのだろう。
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by kanabakari | 2010-12-08 00:51 | | Comments(0)
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