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矩計日記 
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近代日本の文学史
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午後、阪急電車で京都市内へ向かった。この時期、紅葉を見物する人たちで京都線は混み合う。特急は見送っておとなしく準急にのりこみウトウトと居眠り。あっという間に終点河原町に着いた。二時半。そろそろ何か食べないと不機嫌になりそうな気配。
永正亭に入ってカレーうどんを食べたあと、寺町通をぶらりぶらりと下がる。三蜜堂に入り何も買わずに出てくる。
さらに南へ歩いて書砦 梁山泊の前で立ち止まる。古本屋というより卸し問屋のような建物だ。一階は倉庫のようだが、建物正面のガレージに車が止まっているので中はよく見えない。どうやら店舗は二階にあるらしい。しかし、入りにくい雰囲気である。入りにくいということは、何も買えなかったときに出にくいということである。ここは無理をしないほうがよさそうだ。先は長いのである。
寺町通を四条までもどり四条大橋をわたる。京阪電車に乗って丸太町で降りた。あらかじめ場所を調べてあったマキムラ書店をのぞいてみるが、何も買えずに出てくる。
川端通をゆっくりと歩く。銀杏並木がきれいだ。河原ではバーベキューをしている人たちがいた。ひさしぶりに焼肉が食べてみたいとおもった。考えてみると、もう十年ちかく焼肉屋に行っていないことがわかった。これだけ長い間行っていないのだから、一度ぐらい食べに行ってもよさそうな気もした。バーベキューの集団からすこし離れたところでピアニカを吹きつづけている人がいた。練習なのかパフォーマンスなのかわからないが、とにかく休みなしでずっと吹いている。吹いているだけでもお腹が空いてきそうなのに、となりの宴からただよう匂いは気にならないのだろうか。
今出川通を西に入って河原町通をすこし上がる。善書堂に入ってみたが、やはり何も買えずに出てきた。
ふたたび鴨川を渡り、今出川通をとぼとぼと東へ。大文字山がきれいに色づいている。空はおだやかな秋の空である。こんな小春日和に何をしているのだろうか。そんな疑問がふと頭をよぎるが、足の裏からふくらはぎにかけての痛みのほうが気になる。バス停の横を通り過ぎるとき、ちょうどバスがやってきたのだが見送ってしまう。もうどうでもよくなっている。百万遍の交差点をわたり、吉岡書店のワゴンでねばってみたが何も買えず、きょうはもう何も買えないなと考えながらまた歩き、銀閣寺近くの善行堂にたどり着いたときにはずいぶんくたびれた。
善行堂に来るとホッとする。
きょうは伊藤整『近代日本の文学史』(光文社・カッパブックス)をわけていただいた。
この本を読むと、また読みたい本が増えそうだ。
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by kanabakari | 2010-11-21 00:45 | | Comments(0)
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