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矩計日記 
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井上孝治写真集
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 休日。むし暑い。湿気たっぷりの今出川通りを泳ぐように歩く。善行堂に到着。
 黒岩比佐子さんのフェアをやっていた。『古書の森逍遥』の中身をすこし見せてもらう。おもしろそう。今度、きっと買おう。
 きょうは、井上孝治写真集『あの頃』(沖縄タイムス社)、野口冨士男『私のなかの東京』(文藝春秋)、『荷風随筆集』野口冨士男編(岩波文庫)をわけてもらった。
 帰りの阪急電車は、特急を見送って準急に乗り込み、買ったばかりの井上孝治の写真集をながめる。準急は乗客も少ないので、大きな写真集をめくっても平気だ。
 この写真集は、占領下の沖縄で暮らしている人々を撮ったもので、まず、子供たちの表情にハッとさせられる。明るくて、くっきりとした、強い笑顔。こんなふうに笑うことができたらなあ。
 大人たちの働く姿もとても綺麗だ。どの女性も、頭の上に荷物をのせて運んでいるのがおもしろい。野菜を入れた大きな桶を、頭にのせて歩くおばさん。その妙に姿勢のいい後姿が、すこし可笑しくて、しばらく見ていると切なくなる。
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by kanabakari | 2010-06-27 21:50 | | Comments(0)
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